【第5回 在宅医療懇話会】 第5回目の在宅医療懇話会は、医師と看護師の交流会を行いました。 前半に「在宅医療における尿路管理について」池上医院の院長 池上雅久先生から、在宅での尿路管理トラブルや実際の症例を用いて、それぞれの具体的な解決策などをご教示いただきました。 大阪府訪問看護ST協会の井上昌世氏からは、定期的な尿路管理が必要になった症例からどの範囲まで訪問看護としてのケア対応が可能かをご講義をいただきました。 後半は、医師29名、看護師26名がグループに分かれて、ワールドカフェ形式で交流会。 終了後のアンケートでは「尿路カテーテルのトラブルは、まれなことではなく、どのような場合に泌尿器科医に相談すべきかが明確になり今後の治療方針の参考になった」「訪問看護STと連携をとれる機会があり有難かった」等のご意見がありました。 在宅療養支援診療所において、24時間訪問看護のできる訪問看護STと連携する体制をとることは必須要件。今後も引き続き在宅医療懇話会の継続を図り、在宅医療における環境作りや情報交換を行います。 |