一般社団法人 堺市医師会
在宅医療に関する不安やお悩みについて気になる事はお気軽にご相談ください。 072-221-3030
医療関係者の皆様へ
在宅医療推進事業
多職種でつなぐACPを開催し...
堺市医師会・病院地域連携室...
第14回在宅医療懇話会
第13回在宅医療懇話会
事例検討会 vol.2
事例検討会 
第12回 在宅医療懇話会
病院合同説明会
訪問看護ステーションの情報...
第9回 在宅医療懇話会

第14回在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

 第14回在宅医療懇話会を開催しました。

2019年10月23日(水)午後9時から、第14回在宅医療懇話会を開催しました。

今回は、「在宅療養者の入退院での病診連携」がテーマでした。岡原和弘副会長から『堺市二次医療圏「地域医療構想」現状と今後の方向性』、小田真理事から『入退院における病診連携〜うまくいっていること、問題となっていること』というお話の後、グループワークを行いました。

堺市は、病院も多く、また救急体制も比較的整っていることもあり、入院に関する問題は少ないようです。しかし、退院については、退院までの期間が短いことで準備が難しいことや、病院の勤務医は在宅医療の現状を分かっていないなどの意見がありました。これは、在宅診療医と病院勤務医との情報交換が必要だと考えています。

当センターでは、多職種連携のための研修会などを企画していますが、今後病診連携にも力を入れていきます。かかりつけ医・在宅診療医と病院勤務との懇話会も企画検討したいと思います。

 

2019.10.23 第14回在宅医療懇話会

第13回在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

【第13回在宅医療懇話会】

2019年8月28日(水) 相変わらずの21時開催という遅い時間に、夜の外来診療を終えた先生方が集まってこられました。

今回のテーマは、7月に東京で開催された「第1回在宅医療連合学会大会」の報告です。在宅医学会と在宅医療学会が合併して今年度が第1回の大会となりました。医師のみでなく、看護師をはじめとしたコメディカル、介護職の方々も参加できるこの大会は、5000人を超える参加者であふれました。多くのシンポジウムやポスター発表などが企画され、会場である東京新宿にある京王プラザホテルのエレベーターは、目当てのシンポジウムや発表を聞くための参加者を載せて常時満員の状態でした。

今回の懇話会では、この学会に参加された先生方から、つじもと内科クリニックの辻本裕樹先生と太田医院の太田俊輔先生にご報告をいただきました。辻本先生からは、特に東京都の病診連携ICTについて、太田先生は、太田医院から発表した3演題について報告となりました。病診連携ICTは、参加された先生方も関心のあるところで、岡原副会長からも、堺市における病診連携ICTの動きなどのお話がありました。また、太田先生の事例報告の中の、終末期における訪問入浴について、意見がかわされました。

在宅医療懇話会は13回となり、参加される先生の顔ぶれが定着しつつありますが、今回は数名の先生が初参加でした。この会は、在宅医療をはじめられる先生方やかかりつけ医へも、情報提供や情報交換、かかりつけ医間の交流を目的にしていますので、いろいろな先生方が参加していただきたいとご案内しています。病院に勤務されている先生方と違って、地域で開業されている先生方にとって、連携は大切だと考えていらっしゃいますが、日常の診療が多忙で、つながりを作るのはとてもたいへんです。在宅医療懇話会では、内科や外科、泌尿器科といった専門医会の枠を超えた広いつながりを持てる会でありたいと考えています。

2019.09.01 第13回在宅医療懇話会

第12回 在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

【第12回 在宅医療懇話会】

 令和はじめの在宅医療懇話会は、令和元年6月26日(水)に開催されました。第12回の今回は、薬剤師会にお声をかけ、7名の薬剤師の先生にご参加いただきました。医師は17名が参加。「在宅応需薬局の現状」をテーマに、つなぐ薬局の岩前茂弘先生にご講演いただいた後に、5つのグループに分かれてフリートークを行いました。

 質疑応答やフリートークでは、在宅応需薬局の内容として、服薬管理の他、衛生材料や医療材料の払い出し、輸液の配達、緊急時の麻薬処方について、利用する保険についてなど、それぞれのグループで活発な発言がありました。

 薬剤師からは、飲み忘れ防止や残薬の対策から、重複薬の発見、より使いやすい薬の提案など、在宅医療における医師との連携は非常に有益であるとのご意見がありました。また、他のサービスが入っていない時に訪問する予定を組めば、高齢者の見守りができるという一面もあります。

 先生方からは、知らないことも多いという発言があり、今回も有意義な会となりました。

今後さらに在宅医療機関と在宅応需薬局との連携・活用がすすめられると考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

 

 

 

                       

              

        

 

 

 

 

2019.06.26 第12回 在宅医療懇話会

第9回 在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

【第9回 在宅医療懇話会】

 

9回目の在宅医療懇話会は、平成301128日(水) 相変わらずの21時という診療終わりの遅い時間にも関わらず、21名の参加者がありました。

テーマは、「訪問診療とIT機器の利用〜当クリニックで診療時に利用している機器〜」

だんホームクリニック院長 段俊行先生に、実際に在宅医療の現場で利用している機器やソフトを紹介していただきました。

会のはじめに、岡原和弘堺市医師会副会長から、今後ICTを活用したネットワーク構築が必要となり、堺市医師会としてどのように関与していくかが課題であり、開業医の先生方が負担なく活用できるようご意見を求めたいと挨拶されました。

「過去の情報をすべて閲覧でき、緊急時救急搬送などでの診療情報提供書をすぐに送信できる」などの利便性が紹介される一方、参加者からは、別のソフトでの使い勝手の悪さや、一般ソフトでの方法などの紹介といったご意見が聞かれました。質問については、やはりセキュリティ面からの内容が多く、クラウド自体のセキュリティについては、問題ないが、端末の紛失、ウイルスに対するUSBの脆弱性などの理由によるものに対するリスクマネジメントが必要とのことでした。

また、多職種連携のツールとしてのICTも今後検討を続けていくことが提案されました。

多職種連携ICTとなるとそれぞれの診療所や事業所が、同じソフトを使用する必要があります。つまり堺市全体でソフトを検討していかなければいけないということになります。行政の協力も必要となります。堺地域医療連携支援センターでも、継続的に検討していきたいと考えています。

 今回は、堺市健康部健康医療推進課の辻参事もオブザーバーとしてご参加いただきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

 

 

 

                       

              

        

 

 

 

 

2018.11.28 第9回 在宅医療懇話会

第8回 在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

【第8回 在宅医療懇話会】

 8回目の在宅医療懇話会は、平成30926日(水) 開催時間を21時からに戻し、再度在宅医療連携についてのテーマ「在宅医療に新しく参入する先生方を支援する休日・祝日対応当番医師 連携体制の提案」とし、地域保健担当理事の小田医院院長小田真先生より、ご提案をいただきました。

之までの在宅医療懇話会でのご意見や他市における在宅医療の連携体制例、加えて、堺市の今後の在宅医療需要見込みを紹介されました。

前回の話と同様、かかりつけ患者の往診のみをしているが24時間体制は困難であるという診療所は少なくないということから、「かかりつけ医のための在宅医療連携体制」について提案。堺市各区において、在宅医療診診連携体制を構築することで、かかりつけ医による在宅医療の提案推進を目指すための具体的な内容を話されました。

参加者からは、「当番制を含め、どのような連携体制でも、参加する医療機関間の負担バランスは均一にするべき」「実際に依頼する回数は、それほど多くないと考えられるが、そのために当番待機は負担感がある。」「待機依頼があるときだけ、待機医師を配置するほうがいい」といったご意見が出ました。

今回は、17名とやや少なめではありましたが、顔ぶれが決まってきており、活発な意見交換がなされる懇話会になってきています。

        

 

 

 

 

2018.09.26 第8回 在宅医療懇話会

第7回在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

【第7回 在宅医療懇話会】

7回目の在宅医療懇話会は、平成30725日(水)に初めて14時からの開催となりました。いつもは、夕方の診療が終わってから集まっていただくのですが、時々日中の開催を希望される声を聞くこともあり、今回は日中に開催いたしました。

テーマは、「堺市各区での在宅医療 休日・祝日対応 連携支援体制の提案」

在宅医療を実施していない診療所やかかりつけ患者のみ往診はしているが、24時間の体制は難しいとしている診療所も少なくありません。こうした診療所と在宅療養支援診療所(病院)が連携をとり、地域の方々が、在宅療養に際し、かかりつけ医が最期まで診ることができるようにしようという取り組みを検討しています。

先生方のさまざまなお立場からの活発なご意見があり、なかなか具体策を決めるのは難しいことではあるのですが、次回でも同じテーマでさらに話し合い、堺市の在宅医療の充実に向けてのシステム構築を行っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                     

         

 

 

 

 

                       

              

        

 

 

 

 

2018.07.25 第7回在宅医療懇話会

第6回 在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

【第6回 在宅医療懇話会】

平成30年5月29日。第6回目の在宅医療懇話会は、「診療所でのACPの普及に関して〜在宅診療医が行うACP POLSTの利用〜」をテーマとして、堺市立総合医療センターの大里副院長先生にご講演いただきました。
ACPの定義、適切なタイミング、POLSTの説明、病院勤務医やかかりつけ医が果たす役割についてという内容でした。資料として、神戸大学 木澤義之教授編集の「これからの治療・ケアに関する話し合い-アドバンス・ケア・プランニング-」も配布されています。
参加された先生から、活発なご質問やご意見があり、ACPについての意識の高さをうかがうことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                     

         

 

 

 

 

                       

              

        

 

 

 

 

2018.05.29 第6回 在宅医療懇話会

第5回 在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

【第5回 在宅医療懇話会】

第5回目の在宅医療懇話会は、医師と看護師の交流会を行いました。

前半に「在宅医療における尿路管理について」池上医院の院長 池上雅久先生から、在宅での尿路管理トラブルや実際の症例を用いて、それぞれの具体的な解決策などをご教示いただきました。

大阪府訪問看護ST協会の井上昌世氏からは、定期的な尿路管理が必要になった症例からどの範囲まで訪問看護としてのケア対応が可能かをご講義をいただきました。

後半は、医師29名、看護師26名がグループに分かれて、ワールドカフェ形式で交流会。

 終了後のアンケートでは「尿路カテーテルのトラブルは、まれなことではなく、どのような場合に泌尿器科医に相談すべきかが明確になり今後の治療方針の参考になった」「訪問看護STと連携をとれる機会があり有難かった」等のご意見がありました。

 在宅療養支援診療所において、24時間訪問看護のできる訪問看護STと連携する体制をとることは必須要件。今後も引き続き在宅医療懇話会の継続を図り、在宅医療における環境作りや情報交換を行います。

 

                                    

         

 

 

 

 

                       

              

        

 

 

 

 

2018.03.31 第5回 在宅医療懇話会

第4回 在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

【第4回 在宅医療懇話会】

 第4回目の在宅医療懇話会は、前回までの発表や意見交換をふまえ、診療所の区ごとに分かれてグループディスカッションを行いました。テーマは

@自院の在宅医療、他の医療機関との連携の必要性

A今回の3つの連携例への意見

B今後の堺市での在宅医療機関間の連携・制度づくり 

『在宅医療連携を行うには、医師同士のコミュニケーション、信頼関係の元に成立する』『在宅患者数が多くなると24時間対応を全て1人で担うのは無理でも地域で連携するとできそうだ』など、予定時間を超えても議論は止まらず。

在宅医療懇話会は医師同士の顔の見える関係、情報交換の場にもなっています。 

                       

              

        

 

 

 

 

2018.01.31 第4回 在宅医療懇話会

第3回 在宅医療懇話会

在宅医療懇話会

【第3回 在宅医療懇話会】

 今回で3回目となる在宅医療懇話会は、平成29年11月28日に開催しました。今回は、太田医院太田俊輔先生より、「みんなで支える在宅医療〜連携すればきっとできる〜」、嶋田クリニック嶋田一郎先生より、「在宅医療を行う医療機関が増え、連携が進むための私的提案」と題して講演をしていただきました。

先進地域の連携体制や自院で行っている診診連携、堺市として進める在宅医療連携のより具体的な案が示され、回を重ねるごとに議論が専門的になってきています。

今後も懇話会で堺市医師会における在宅医療提供体制についての検討を継続していく予定です。


        

 

 

 

 

2017.11.28 第3回 在宅医療懇話会

ページ : 01   02  

PAGE TOP

相談シートEXCEL 相談シートPDF